院内報
こあら通信 第337号 May 2026
登園しぶり
新年度が始まり1ヶ月が経ちました。環境の変化や緊張から、登園時に不安な気持ちを見せるお子さまもいらっしゃるのではないでしょうか?この時期は、入園したばかりの子にとってもその前から通っていた子にとっても、新しいクラスや先生、お友達など大きな変化があり、特に気持ちが不安定になりやすい時期です。入園当初は泣かずに元気に登園できていたのに、ゴールデンウィーク明けから涙を見せるようになる子もいます。保護者の方にとっては、お仕事で時間に余裕がない朝に、登園しぶりをされると「そんなこと言わないで!」とつい叱ってしまったり、「今日はお出かけしよう」と嘘をついて登園させたり、あるいは登園しぶりをするたびに休ませてしまう‥といった話もよく聞きます。その気持ちはとてもよくわかりますが、このような対応が登園しぶりを長期化させることもあります。 登園しぶりが見られた時は、まずはお子さまの気持ちを受け止めてあげることが一番大切です。「泣いてもいいよ」「寂しいよね」など気持ちを受け止めながら、「大丈夫だよ」「先生もいるよ」と安心できる言葉掛けをし、無理に気持ちを切り替えさせるのではなく、少しずつ園生活になれていけるように関わっていきましょう。ご家庭でも「今日はどんなことがあったかな?」とゆっくり話を聞いてあげることで、子どもたちは安心して気持ちを表現することが出来るようになります。園での生活については触れず、楽しいお話をするのも良いです。保育園へお迎えに行った後の車の中やご飯の時間、お風呂の時間、寝る前などほんの少しの時間を有効活用してみましょう。 困ったときは、一人で抱え込まず、園の先生と相談し合いながら、その子のペースで園生活に慣れていくことが出来たら良いですね。 (保育士)

