横田小児科医院

院内報

こあら通信 第334号 February 2026

スキンケア
 冬になって湿度が低く空気が乾燥してくると、肌の乾燥によるかゆみやトラブルで受診される方が多くなります。冬場は、皮膚の潤いを保つ物質が不足し、角層がはがれやすく皮膚のバリア機能が低下します。バリア機能が低下することで外からの刺激を受けやすい状態になります。
 特に乳幼児の皮膚は、大人に比べ半分くらいの厚さで、皮脂・水分がとても少ない状態です。乳幼児はバリア機能も弱く病原菌やアレルゲンによる刺激を受けやすくなり湿疹や皮膚炎などの皮膚トラブルを起こしやすくなります。
 予防するためには「スキンケア」が大事になります。石鹸できれいに洗う・しっかり流す・保湿剤を塗り乾燥から防ぐことをセットで行います。
1. からだを洗う-汚れを落とすには、せっけんできめ細かい泡を作りたっぷり使って洗いましょう。関節はしわが多いため洗ったつもりでも洗い残しが多くみられる場所です。ガーゼやタオルなど使用せずしわを伸ばし手で洗いましょう。洗いすぎも乾燥肌の原因となりますので注意してください
2. 洗い流して拭く-せっけんの泡が残らないようしっかりと洗い流します。その後タオルで優しくおさえ拭き取ります。
3. 保湿剤を塗る-皮膚の乾燥を防ぐため入浴後できるだけ早く保湿剤を塗りましょう。しっかりと保湿剤の効果を引き出すため適切な量を塗ります。すりこむのではなく手のひらを使いやさしく塗り広げます。塗った肌がテカッとひかりティッシュが一枚つくくらいが理想の状態です。
 正しいスキンケアのポイントを知ることで肌の良い状態を保ちましょう。
 皮膚の状態よって保湿剤だけでは改善しない場合があります。気になることがあれば皮膚の状態を画像に記録してかかりつけ医に相談してみましょう。                           (看護師)

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