院内報
こあら通信 第323号 March 2025
ふれあい遊び(その3)~歩き始める頃~
赤ちゃんがもうすぐ歩き始めるというサインは、何かに捕まらなくても立っていられたり、伝い歩きをしたりする姿が見られたときです。赤ちゃんは、周りのみんなが歩いていることに気付き始めると、自分も早く歩きたいと思うようになります。そして周りの世界から様々な刺激を受け、興味を持ち、その好奇心で興味のある場所まで自分で歩くようになるのです。
☆歩き始めた時に大切なこと☆
①応援してあげること
大好きなパパママが「すごい」「がんばって」等の声を掛けながら、応援をしてあげることでやる気がアップ!!
②安心・安全な環境づくり
歩く練習をしている時はよろめいたり、尻もちをついたりします。そのため、赤ちゃんが歩く所に危ないものがないか確認します。少しよろけて転んでしまっても、落ち着いて、よしよしと抱きしめてあげることがとても大切です。悲鳴はあげてはいけません。赤ちゃんは驚くと共に、恐怖心が芽生え、歩くことが怖くなってしまいます。
○親子ペンギン歩き○
①向かい合って立った状態で、パパママの足の甲の上に、赤ちゃんの足をそれぞれ乗せます。
②赤ちゃんの様子を見ながら、ゆっくりパパママが歩きます。
この時、「いちっ、にっ!いちっ、にっ!」と声を掛けながら赤ちゃんの顔を笑顔でみてあげるとよいです。
③慣れてきたら、次はパパママと同じ方向を向いた状態で、足の甲に乗せて歩いてみましょう!
※パパとママとの触れ合いの時間に喜びを感じながら、歩くリズムを覚えたり、バランス感覚を養うことができます♪ぜひやってみてください!
(病児保育室「JAMBO!」保育士)