院内報

こあら通信　第255/256合併号 July/August 2019

目次

・クリニック改装
・ＪＡＭＢＯ！よりご挨拶
・統計でみるJAMBO!
・夏期診療のお知らせ
・JAMBO!臨時休業のお知らせ

クリニック改装

厚生労働省が２０１８年に生まれた子どもの数を公表しました。９１万８３９７人で３年連続過去最少を更新し、人口減少はますます加速しています。２０１６年に初めて１００万人を切ったばかりなのに、この出生数減少のスピードには驚かされます。

小児科医になってから、子どもが治療可能な病気や不慮の事故で亡くなることがないよう、診療に力を注いできました。予防接種の普及や事故の予防、重症の病気を見逃さない診療技術の進歩などによって、子どもの死亡はほんとうに少なくなっています。しかし、虐待の通告数は年々増え続け、また１０-１４歳の２０１７年の死因のトップは「自殺」になりました。本当に子どもたちは幸せに育っているのでしょうか。

クリニックを受診する子どもの数も少なくなる傾向です。子どもの数が減っているので当然です。ありふれた風邪や胃腸炎の多くは、特別な治療なしに治ることも少しずつ保護者の方々にも理解されてきました。風邪薬や抗菌薬も、できる限り使わない方がよいという考え方も認知されてきています。

それでは私たち小児医療で働いている者は何をしたらよいのでしょうか。保護者の心配をよく聞き、適切なアドバイスを与えること、安心して子育てをしてもらうこと、そして何よりも子どもが心身ともに健全に育つためのお手伝いをすることこそが、使命だという時代が始まっています。

れいな先生が診療に加わり、１０年先を見据えて「子育てトーク」や「おっぱい教室」などの取り組みも始めたところです。目指す診療を実現するために、８月に思いきってクリニックの改装、改修を行うことにしました。ご迷惑をお掛けしますが、工事の完成をお待ちいただければと思います。

ＪＡＭＢＯ！よりご挨拶

いつもＪＡＭＢＯ！をご利用いただきありがとうございます。皆様のご協力のおかげで、無事に設立６年目を迎えることが出来ました。今後もいざという時、困った時にJAMBO！を思い出してもらえるよう、保育室スタッフ一同、尚一層努力していきたいと思いますので、今後ともお気軽にお声をおかけください。

またJAMBO!では、この５年間で延べ４７００人余りのお子様方のお世話させていただき、その間お子様方もそれぞれ大きく成長されました。今回はその中から特に嬉しかった最近のエピソードを２つご紹介します。

エピソード①

１日目入室時に一緒にアジサイの花を製作しました。２日目入室時にはじけるような笑顔で「せんせー！昨日ＪＡＭＢＯ！で作ったアジサイ。お家でも作ったよ。帰り道、お家の周りにいろんな色のアジサイ咲いてたよ！」。

エピソード②

０歳から利用されていたお子様。４歳になり、久しぶりのＪＡＭＢＯ！を利用したある日。朝の入室時に家で作った折り紙や保育士の似顔絵を私たちに渡しながら、「せんせーにプレゼントあげる。私も大きくなったらＪＡＭＢＯ！の先生になりたいな！」と。
私達保育士が本当に幸せを感じる１コマです。

統計でみるJAMBO!

2018年度は小田原市839名、南足柄市208名、計1037名の方にご利用いただきました。年齢別、疾患別のグラフもご覧ください。

夏期診療のお知らせ

いつも病児保育室ＪＡＭＢＯ!をご利用いただき、ありがとうございます。誠に勝手ではございますが、８月３日より横田小児科医院改修工事に伴い、下記の日程とさせていただきます。ご不便とご迷惑をおかけいたしますが、ご了承の程よろしくお願いいたします。なお、診療はJAMBO!２階で行います。

診療期間
担当：れいな先生　　8月 5日（月）～8月 9日（金）
担当：横田先生　　　8月19日（月）～8月23日（金）

休業期間
8月10日（土）～8月18日（日）

JAMBO!臨時休業のお知らせ

いつもご来院いただき、ありがとうございます。誠に勝手ではございますが、８月４日より院内改修工事のため、診療時間と場所を変更させていただきます。なお、下記期間中の診療はJAMBO!２階で行います。ご不便とご迷惑をおかけいたしますが、ご了承の程よろしくお願いいたします。

休業期間
8月 3日（土）～8月25日（日）

※2019年８月26日（月）より再開を予定しております。